中央大学 理工学部 後楽園キャンパスの求人情報【東京求人ナビ】
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中央大学 理工学部 後楽園キャンパス の求人情報
| 職種 |
研究補助員、培養補助、分析補助 |
| 仕事の詳細内容 |
水代謝システム工学研究室（山村寛教授）にて研究補助員1名を募集いたします。
お仕事内容は、微細藻類の培養の補助、水質分析、実験補助です。
具体的には、
（1）微細藻類の培養補助は、培地の作成や培養管理、藻類濃度の測定などが基本です。
（2）水質分析は、比色法による濃度測定や、pHなどが基本です。
（3）実験補助は、リアクター管理をお願いする予定です。
得意な分野や仕事に沿って、具体的な仕事を決めようと思います。
当然、未経験の仕事でも、丁寧に指導いたしますので、心配無用です。
作業マニュアルもあります。
好奇心旺盛な方は大歓迎です。
当研究室は、教授１名（私）、助教１名（30）、事務員１名（63）、研究補助員1名（31）、学生15名（うち、留学生3名）が常駐という構成です。
以下、研究内容をご紹介します。
我々の研究グループでは、分離膜を使った水処理や産業プロセスについての研究に取り組んでいます。今回は、ジェット燃料を生産する微細藻類を分離膜を使って回収するプロジェクトになります。
微細藻は、チッソとリンと太陽光で増えることができる、植物の10倍以上の速度で増殖する、海域でも増殖できるため、土地の制約がない、細胞内に脂肪を溜める種類もあり、脂肪を燃料に変換できる、タンパク質など、大豆並の栄養があるため、栄養食品としても有望視されている、などなど、今後の利活用が大変期待されています。
石油由来のジェット燃料代替物として、バイオ燃料が注目されており、すでに実用化されています。これまでは、パーム油を使っていましたが、持続可能な方法とは言えません。
そこで注目されているのが微細藻類です。パーム油が第2世代のバイオ燃料と呼ばれているのに対し、微細藻類は第3世代のバイオ燃料と呼ばれています。微細藻類を培養し、そこから油脂を抽出して、ジェット燃料に変換する技術を国が中心となって開発を進めています。
微細藻類由来のジェット燃料生産に向けた開発では、3つの重要な要素があります。一番大事なのは、「どの藻類を使うか」ということです。一番早く育って、一番多く油脂を蓄積して、他の生物に捕食されない藻を探す必要があります。特に、屋外で大規模に藻を培養しようと思うと、「他の生物に捕食されない」ということが重要になります。（ほとんどのプロジェクトでは、他の生物に捕食されて失敗に終わっています）
2番目に重要なのは、二酸化炭素の供給方法です。ガスを水に溶かすのは、とても大変です。ここで使用するCO2は、工場などから排出されたガスを使用することを考えていますが、このガスを供給するだけでも、たくさんのエネルギーがかかってしまいます。
3番目に重要なのは、水中から藻を回収する技術です。油を抽出するためには、藻を回収する必要があります。ただし、藻が小さいので、ほっといても沈みません。回収するために、ろ過したり、遠心分離したりと、大変な作業が必要となります。小規模な培養（100Lくらい）だと、遠心分離でも大丈夫ですが、水田のような大規模な培養になると、遠心分離での回収は到底追いつきません。簡単に、高濃度に、安く、水中から微細藻類を回収する技術の開発が求められています。
2013年から2017年まで、我々の研究室と、DENSO、出光との共同で、微細藻類を培養-回収-燃料化するまでのプロセス開発を実施しました。石油と同定度のコストでジェット燃料を作らないといけないので、大変、困窮を極める研究でしたが、膜を使って、世界で一番安く、簡単に、微細藻類を高濃度に回収できる技術の開発に成功しました。
この技術が認められ、2020年（今年）から、経産省の支援のもと、Euglena社、中央大学、三菱商事、三菱ケミカル、DENSOが共同で、海外に大規模なEuglena培養・回収プラントを作ることになりました。実証にあたって、これまでとは段違いの規模になります。また、雨風天気の変更などに対しても、安定した性能が求められます。これから3年間、Euglena社の大規模池で培養した微細藻類を使って、大規模な膜ろ過装置で回収試験を実施する予定です。開発速度が速く、現場での実験が多く、企業の方と一緒に動くことが多いので、ダイナミックな経験が出来ると思います。Euglena社については、下記を参照ください。
https://www.euglena.jp
本研究は、たくさんの人や企業と研究を進めているトピックになります。2030年までの商業化を目指しており、未来を創る研究課題になります。回収に関する大規模な事例は国内外を見てもほとんどありません。
リアクター管理では、活性汚泥のエサを作ったり、調子を見るために温度や水質を測定して頂きたいと思ってます。
他にも沢山の研究を実施していますが、我々の研究室は、基礎から応用まで、水に関する多彩な研究を手がける研究室です。
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| こんな人が活躍できる・求めている |
丁寧にお仕事をしていただける方を求めています。
その他、大学のアカデミックな環境の中で才能を活かしてみたい方、
大学での仕事を通してスキルアップに努めたい方、
好奇心旺盛な方が向いています。
水問題に関心のある方、大歓迎です。 |
| この仕事で磨ける経験・能力 |
大学という環境は教育マインドに満ちていますので、取り組み方次第で、様々なスキルが身につきます。
日本語がぺらぺらの留学生もいるので、必要ならば、英語での会話能力も身につきます。
また、自然と、水（水道）や下水に関する知識は並以上になります。 |
| 雇用形態 |
アルバイト/パート |
| 雇用期間 |
試用期間3ヶ月、1年毎の更新 |
| 勤務地域 |
東京都文京区
（〒112-0003 東京都文京区春日1-13-27 中央大学理工学部2号館9階2926教室
東京ドームのすぐ横、
後楽園駅から歩いて3分、春日駅から歩いて5分の通勤に便利な場所での勤務となります。）
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| 最寄駅 |
後楽園駅/春日駅 |
| 給与 |
時給1100円 （＋α 要相談）
月給で15万〜20万程度 |
| 年収例 |
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| 勤務時間 |
10:00-17:00（休憩１時間）など。１日６時間、週5日が基本です。
週3日もしくは4日でも構いません。
時短勤務などをご希望の場合はご相談ください。
この他の形態もあります。 |
| 休日・休暇 |
土日祝日休 |
| 屋内の受動喫煙対策 |
あり（禁煙）
特記事項：
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| 年齢 |
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| 必要な資格・経験 |
理系大学において、理系の実験科目を履修し、かつ卒業している方が望ましいですが、必須ではありません。 |
| あると望ましい能力・資格・経験 |
好奇心旺盛、異文化交流大好きな方に満足いただきやすい職種です。
機器分析の経験、バイオ・化学系実験の経験、コミュニケーション能力などを優遇します。 |
| 待遇・福利厚生 |
交通費は１５００円が上限で支給。雇用保険あり。社会保険は基本的にありませんが、社会保険枠の設定も可能な場合があります。 |
| 職場の環境・雰囲気 |
留学生を含む、個性にあふれた学生達が活発に活動する、創造性にあふれた職場です。主体性と協調性をコアにした教育方針を掲げ、学生が自分で考えることの重要性を研究を通して教育しております。
企業との協働研究も多く、社会に開かれた研究室を目指しています。科学技術を社会へ還元することを目的として、サイエンスカフェも実施したいと考えています。
新設学科の初年度ですので、学生さんは少ないですが、全くなにもない所から作り上げる創造に満ちた職場環境となっています。 |
| 社員のコメント |
少しでも日本の社会へ貢献すべく、多くの企業さんと様々な共同研究を推進しております。
私も研究室も駆けだしたばかりであり、研究室を発展させ、世の中の役に立つ学生を育て上げるためには、これから１日１日がとても大事になってきます。
日本を担う人材の育成、技術の育成が私に課せられた重要な責務となります。 |
| 会社の特徴 |
現在、女性が.助教1名、技術員1人、秘書1名、学生7名の計10人います。
女性が働きやすい職場環境を目指しております。 |
| アピール |
7年前まで旭化成で働いていました。
大学だけでなく、社会経験もありますので、そこまで異端な人格ではないと自負しております。 |
求人のポイント
【職種カテゴリ】生産技術、プロセス開発、化学・医療・医薬・バイオ、テスト・評価・検査
中央大学 理工学部 後楽園キャンパス の会社概要
| 会社名 |
中央大学理工学部 山村研究室 |
| 住所 |
112-8551 東京都文京区春日1-13-27 中央大学理工学部人間総合理工学科 |
| ホームページ |
http://yamamura.waterblue.ws/wordpress/ |
| 事業内容 |
文系理系の別を問わないグローバル化の急速な進展と震災後の日本の新たな活力を創り出していく中で、マーケティング、金融、人事、地域行政など、従来は「文系」と考えられてきた分野においても、取り扱う事象が高度化・複雑化しており、新たに「理系」のバックグラウンドを持った人材が強く求められています。
中央大学は、2013年度春より「人間総合理工学科」を立ち上げ、理工学部でも、これまでの「ものづくり」指向とはひと味ちがった、21世紀地球社会の「ひと」を探究するための新概念の学科を創設し、これからの新しい循環型社会の形成に必要となる人材の育成に向けて動き始めています。 |
| 事業分類 |
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| 本社所在地 |
東京都八王子市東中野742-1 |
| 設立 |
1885年 |
| 資本金 |
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| 従業員数 |
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| 主要取引先 |
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